2000年1月12日(水)
ユーオーディアII / ユーオーディア アンサンブル
山鳩の声が聞こえる。地には花が咲き乱れ、歌の季節がやって来た。心に拡がる愛の香り。
1992/9/10 released
CD:30MCD-1018 ¥3,204
マックス・レーガー、バッハ、讃美歌、黒人霊歌をピアノを加えたアンサンブルが華やかに奏でる。
■ユーオーディア アンサンブル
柳瀬洋(Cl.) 蜷川いづみ(Vn.) 工藤美穂(Vn.) 村上信晴(Va.) 井上とも子(Vc.) 柳瀬佐和子(Pf.)
●録音/1992.4.19~21 福島音楽堂
01. 愛のあいさつ(曲/E.Elgar 編曲/柳瀬佐和子)
02. テーマとバリエーション/クラリネット五重奏曲Op.146,4楽章より(曲/M.Regar)
03. ロマンス(曲/M.Regar 編曲/柳瀬佐和子)
04. いつくしみ深き/讃美歌312番(曲/C.C.Converse 編曲/柳瀬佐和子)
05. ノーバディ ノウズ(黒人霊歌 編曲/H.T.Burleigh,柳瀬佐和子)
06. 鳥の歌(曲/P.Casals)
07. 愛の御神よ/讃美歌429番(曲/S.S.Wesley 編曲/柳瀬佐和子)
08. イエスの愛によって(曲/K.Kaiser 編曲/柳瀬佐和子)
09. アリア - ペンテコステ交声曲より(曲/J.S.Bach)
10. ロンドンデリーの歌(デリー地方のアイルランド民謡 編曲/W.F.Ambrosio)
11. ヘブライの歌(曲/S.Glick 編曲/柳瀬佐和子)
12. 声が聞こえる(イスラエル民謡 編曲/柳瀬佐和子)
13. 驚くばかりの - アメイジンググレイス(アメリカ民謡 編曲/柳瀬佐和子)
14. メイク ミー ア サーバント(曲/K.Willard 編曲/柳瀬佐和子)
15. 聖なる都(曲/S.Adams 編曲/柳瀬佐和子)
2000年1月11日(火)
VOICE ヴォイス / 小坂忠・岩渕まこと・鈴木雪夫
男たちの神への祈り…3人のア・カペラ コーラスによる黒人霊歌集。
1991/9/25 released
CD:30MCD-1012 ¥3,204
声の不思議。
お馴染みのニグロスピリチャルに「アメイジンググレイス」もフィーチャー。
今回紹介するアルバムは、なんとニグロスピリチャル(=黒人霊歌)のア・カペラ録音盤(1991年)だ。レコーディングは、軽井沢のチャペルに2本のマイクを立てて録音したシンプルなものだが、岩渕まこと、鈴木雪夫を加えた3人の男声のみのハーモニーは鮮やかに息づいている。
3人のア・カペラコーラスというのは、他にちょっと例をみないが、まさに声の不思議。よく響き、一つに溶け合って3声以上のハーモニーが聞こえてくる。そして、この緊張感の持続は並大抵のことではない。圧倒的な歌の力にしばらく声も出ないほどだ。聴く者の心を揺さぶるソウルがここにある。日本人が歌う黒人霊歌等々、すべての先入観をはずして聴いて欲しい。
アルバム収録曲は、お馴染みの「ディープリバー」「時には母のない子のように」「ジェリコの戦い」をはじめ、全世界の人々の愛聴のスピリチャルソング「アメイジンググレイス」ほか全12曲入り。
ヴォーカリスト、小坂忠のソウルとスピリチャルが爆発した稀有な作品「VOICE」。聴くほどに味わい深い素敵なアルバムの登場だ。
Vo. 小坂 忠/鈴木雪夫/岩渕まこと
01. エブリタイム アイ フィール ザ スピリット
02. ダウン バイ ザ リバーサイド
03. 時には母のない子のように
04. 君もそこにいたのか
05. 丘に立てる荒けずりの
06. 深い河
07. ジェリコの戦い
08. 誰も知らない私の悩み
09. 一羽の雀
10. テル イット オン ザ マウンテン
11. アメイジンググレイス(驚くばかりの)
12. レット アス ブレイク ブレッド トゥギャザー
2000年1月 9日(日)
PARADISE パラダイス / 岩渕まこと
「小坂忠&岩渕まこと」のデュオ結成10周年を記念して制作されたベストアルバムの「岩渕まこと篇」
1990 released
CD:30MCD-1011 ¥3,204
心優しい風のようなハイトーン・ヴォイス!岩渕まことベスト第1弾(1982年~1993年録音)
父の涙 含む 全12曲
02. 180度
03. 心にメロディー
04. 銀色ヒコーキ
05. 贈り物
06. 父の涙
07. イエスにゆだねて
08. 恵みの雨
09. 青空
10. パラダイス
11. 祈り
2000年1月 8日(土)
ユーオーディア / ユーオーディア アンサンブル
森の春、木々の香り、そして神からの語りかけヘンデル、バッハ、讃美歌をハープを加えた美しいアンサンブルが優しくかなでる。
1989/3/10 released
CD:32MCD-1008 ¥3,417
CD:MCDN-10081 ¥2,750
ユーオーディア~キリストの香り~というタイトルが示すように、この作品はただ美しい音色だけでなく、心にしみるような深い愛の調べが聞く人の魂の奥底にまで伝わってきて、静かな感動を呼びおこすという不思議な魅力を秘めています。(故 古山洋右牧師)
柳瀬洋(Cl.) 蜷川いづみ(Vn.) 工藤美穂(Vn.) 村上信晴(Va.) 井上とも子(Vc.) /鷺谷清子(Hp.)
●録音/1989.2.2,3/福島音楽堂
■ユーオーディア アンサンブルについて
ユーオーディアとはギリシャ語で「香り」を意味します。が特に「キリストの香り」という時にのみ使う言葉です。ここに、現在活躍中の演奏家達がこの言葉のごとく世の中に美しい「キリストの香り」を音楽を通して放つことができるようにとアンサンブルを編成しました。
このクリスチャンアンサンブルが、心を一つにして祈りつつ奏でるハーモニーが聞く人々の心に平安をもたらし、豊かな神の愛を現わすことを願っています。
●クラリネット/柳瀬 洋
●ヴァイオリン/蜷川いづみ
第22回全日本学生音楽コンクール西部大会中学の部第2位。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。同研究科修了。パリ・エコール・ノルマル音楽院卒業。高等演奏家資格を満場一致の首席で取得(審査員賞受賞)。鷲見三郎、鷲見健彰、ガブリエル・ブイヨンの各氏に師事。新日本フィルハーモニー交響楽団を経て現在ソロ、室内楽、また東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター等幅広い演奏活動を国内外で行なっている。
●ヴァイオリン/工藤美穂
桐朋学園高校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。ヴァイオリンを久保田良作氏に、室内楽を三善晃、岩崎淑、倉田澄子の各氏に師事。現在、弦楽四重奏の企画と演奏、室内オーケストラのコンサートマスター、ソリストとして各地で学校コンサート行なっている。又、TV、ラジオ等の録音、ミュージカルの伴奏、首相官邸の歓迎晩餐会での演奏をはじめ、古典から実験音楽までジャンルを超えた幅広い音楽活動を行なっている。
●ヴィオラ/村上信晴
1972年東京芸術大学卒業、73年ハンガリー・リスト音楽院に留学、75年ドイツ・ミュンヘン音楽大学に留学、83年迄ドイツ・アウグスブルク市立歌劇場オーケストラ団員、帰国後東京シティフィルハーモニックオーケストラに入団、99年迄ヴィオラ首席奏者を務める。現在東京ヴィヴァルディ合奏団団員としても活動。ヴァイオリンを井上武雄、三鬼日雄、服部豊子、ヴィルモーシュ・タートライ、ブルーノ・レンツ各氏に師事。ヴィオラをゲオルク・シュミット氏に師事。
●チェロ/井上とも子
桐朋学園大学チェロ科卒業。井上頼豊、佐藤良雄、ダニエル・シャフラン各氏に師事。バロックの通奏低音から現代音楽、ポピュラー、ロックなど幅広い分野でのコンサート、レコーディングに出演。室内楽ユーオーディア・アンサンブル、東京ソリストアンサンブル等のチェロ奏者として、国内外各地で活躍中。一方、日本聖書神学校を卒業、日本基督教団むさし小山教会牧師として務めながら、各地の教会、学校において音楽伝道の公演を行っている。
●ハープ/鷺谷清子
15才よりハープを学び、ヨゼフ=モルナール教授に師事。上野学園音楽大学卒業と同時に渡独。西ドイツ、デトモルト国立音楽院にてドラ=ヴァグナー教授に師事。73年同音楽院を一等賞を得て卒業と同時にスイス、ベルン交響楽団首席ハープ奏者となり77年まで在団。その間長期にわたってスイス・ロマンド管弦楽団と活動を共にすると同じくして、ソリスティックな分野に於いても広域に活躍し、77年帰国。現在、ソリスト及び室内楽に於いて全国的に演奏活動を行っている。
●ピアノ/柳瀬佐和子
国立音楽大学作曲科卒業。作曲家、アレンジャーとしてこれまで数多くのレコーディングや楽譜出版を手がける。またユーオーディア・アンサンブルのアレンジャー&ピアニストとして、国内外にて幅広い演奏活動を行うとともに、教会奏楽者の育成にも力を注いでいる。主な作品にソロアルバム「ピアノプレイズ」、ビデオ「楽譜から解放されたピアノ奏楽の為に」、オーケストラと合唱のための「Foot Prints(あしあと)」のCD・楽譜がある。
01. ラルゴ(曲/G.F.Haendel)
02. 友はどこへ(曲/A.Ohrwall 編曲/柳瀬佐和子)
03. 春の歌(曲/A.Ohrwall 編曲/柳瀬佐和子)
04. 主イエスのみ名こそ/讃美歌II 163番(ノルウェー民謡 編曲/柳瀬佐和子)
05. キリストにはかえられません/聖歌521番(曲/B.Shea 編曲/柳瀬佐和子)
06. シャロンの花/讃美歌II 192番(曲/C.H.Gabriel 編曲/柳瀬佐和子)
07. 古典的アリア(曲/M.グランジャニー)
08. わが目を開きて/聖歌195番(曲/C.H.Scott 編曲/柳瀬佐和子)
09. ナルドの壷/讃美歌391番(曲/E.P.Parker 編曲/柳瀬佐和子)
10. 小さな羊飼い(曲/C.A.Debussy 編曲/柳瀬佐和子)
11. グリーンスリーブス/聖歌129番(イギリス民謡 編曲/冬木透)
12. アリオーソ(曲/J.S.Bach)
13. ああ何と深い愛だろう(アメリカ南部民謡 編曲/柳瀬佐和子)
14. 黄金のエルサレム(ユダヤ民謡 編曲/柳瀬佐和子)
クリスマスクワイヤー / 鈴木雅明
バロックオルガンと聖歌隊賛美集
1988/11/15 released
CD:32MCD-1007 ¥3,417
CD:MCDN-10071 ¥2,750
■松蔭女子学院大学聖歌隊
●企画・指揮・オルガンソロ(5,9,15)/鈴木雅明
●オルガン伴奏/菅野 泉
●発声指導/鈴木 環
●録音/1985年2月25日,27日/松蔭女子学院チャペル
ヨーロッパでは、教会音楽の非常に重要な部分が、聖歌隊によって発展してきました。宗教改革以前のすべての合唱音楽はすべて聖歌隊用であった、と言っても過言ではありませんし、その後のプロテスタント教会に於いても、多くの場合会衆歌を支える重要な役割を担ってきました。
松蔭女子学院大学においても、昭和25年以来、聖歌隊が礼拝で奉仕してきましたが、新チャペル落成と共に本格的な訓練が始まりました。特に本学のチャペルは、全身が音に包まれるような響きを得るため、特別に設計されたもので、人々の賛美を整え神のもとへ届ける役割を果たしています。
このチャペルが、歌に本来の目的を取り戻させ、聖歌隊にも常に神に感謝しつつ生き生きと奉仕できる環境を与えてくれています。 - 鈴木雅明
01. マリアは歩みぬ/讃美歌II 124番
02. ノエル/讃美歌II 116番
03. うるわしのみどり子/17世紀ドイツ・コラール
04. 来たりたまえ、我らの主よ/讃美歌II 112番(スイス民謡)
05. いざ来たりませ、異邦人の救い主/J.S.バッハ
06. この日、人となりし/讃美歌II 126番
07. 主イエスを愛する/J.S.バッハ
08. きよしこの夜/讃美歌109番
09. 喜び満ちたる、この日/J.S.バッハ
10. 我ら主をたたえまし/讃美歌6番(ジュネーヴ詩編歌集より,1551年)
11. Confitemini Domino/コンスタンティーニ(詩編136編第1節)
12. アレルヤ/W.ボイス曲、T.カーク編
13. 大いなる愛に/H.シュッツ曲、F.ディテリヒ編
14. 歌声もて/M.ショウ
15. パストラーレ/J.S.バッハ