2012年6月20日(水)
泉のほとり II <Je suis a la fontaine> / 蜷川いづみ
水を豊かにたくわえ地を潤す泉のようにヴァイオリンからあふれ出す神への賛歌
2012/6/20 released
CD:30MCD-1129
¥3,142
ユーオーディア アンサンブルの1st.ヴァイオリン、蜷川いづみ 待望のソロ・アルバム第2弾!
■蜷川 いづみ(ヴァイオリン)/奥山初枝(ピアノ)
「主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。その人は水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なくいつまでも実をみのらせる。エレミヤ書17章7・8節」
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールでの録音は、奥深い臨場感あふれる演奏を収録した聞き応えのある作品。バッハの無伴奏をはじめとするクラシック小品から賛美歌まで全13曲収録。ラヴェルと同時代を生きたフランスの優れた奏者、兼教育者ガブリエル・ブイヨン直伝の「ツィガーヌ」。フランスとスペイン(バスク)、2つの鮮やかな色彩感が交差し、薫り豊かな歌が匂いたつ。
6年ぶりに「泉のほとり」第2作目を、長年のパートナーである奥山初枝さんリリースできましたことを心から嬉しく思います。
私を愛してくださった主なる方、創造主なる天の父なる神を、これからもヴァイオリンをもって、感謝と喜びに溢れてほめ讃えていきたいと願っています。(蜷川いづみ)
ヴァイオリン●蜷川いづみ
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。同研究科修了後、フランス留学。パリ、エコール・ノルマル音楽院にて、高等演奏家資格を満場一致の首席で取得(審査員賞受賞)。新日本フィルハーモニー交響楽団を経て、現在ソロ、室内楽、また東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団のミストレスとして、国内外で幅広い演奏活動を行なっている。又、ユーオーディア・アンサンブルの創立メンバーで第1ヴァイオリニスト。同アカデミー講師。日本福音キリスト教会連合つつじヶ丘キリスト教会所属。
ピアノ●奥山初枝
桐朋学園大学付属子どものための音楽教室を経て同大学短期大学部、研究科修了。ピアノを林秀光、新井靖各氏に師事。またV.ヤンコフ、B.カブラン各氏の指導を受ける。和声学を故山田泉氏に師事し、山田作品の演奏で平成9年、山梨県主催山梨芸術祭最高位、及び水上財団賞を受賞。多くのソリストや合唱団体と共演を重ねている。日本キリスト教団阿佐谷教会オルガニスト。桐朋学園女子部講師。
プロデュース&ディレクション●高 叡華
録音●北見 弦一
【NEWS】
レコード芸術 2012年9月号(音楽之友社)にCD評が掲載されました。(122頁)
01 G線上のアリア(J.S.バッハ/ヴィルヘルミ編)
02 美しきロスマリンop.55-4(F.クライスラー)
03 メロディop.42-3~「なつかしい土地の想い出」より(P.I.チャイコフスキー)
04 ツィガーヌ(M.ラヴェル)
05 プレリュード~無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006より(J.S. バッハ)
06 ユモレスクop.101-7(A.ドヴォルザーク/クライスラー編)
07 深い河(黒人霊歌/ハイフェッツ編)
08 罪深きこの身を(聖歌453)(S.C.フォスター/ハイフェッツ編)
09 慕いまつる主なるイエスよ(聖歌557)(T.A.ドーシー)~神はひとり子をたまうほどに(聖歌392)(作者不詳/柳瀬佐和子編)
10 歌の翼にop.34-2(F.メンデルスゾーン/アクロン編)
11 さやかに星はきらめき(A.C.アダン/池間豊編)
12 ああ感謝せん~オラトリオ「エジプトのイスラエル人」より(G.F.ヘンデル)
13 いつくしみ深き(讃美歌312)(C.C.コンヴァース/柳瀬佐和子編)