2020年12月16日(水)
FRIEDEN IV 希望 主よ来たりませ / Duo Frieden(デュオ フリーデン)
Duo Frieden(デュオ フリーデン)第4弾、結成10周年記念アルバム!
村上信晴(ヴィオラ)、村上理恵(ピアノ&ナレーション)
2020/12/16 release !
CD:MCDN-1158 ¥2,700+税
01. アメイジンググレース (アメリカ民謡)
02. 安かれ我が心よ (J.Sibelius)
03. ここも神のみくになれば (イギリス民謡)
04. マリアの子守歌 (M.Reger)
05. 罪とがをゆるされ (Mrs.J.F.Knapp)
06.主よ人の望みの喜びよ (J.S.Bach)
07.み恵みゆたけき (W.B.Bradbury)
08.You raise me up (R.Rovland)
09.四つ葉のクローバ (R.E.Reuter)
10.インマヌエル麗しい御名 (藤沢映之)
11.デュエット永遠に続く道 (柳瀬佐和子)
■演奏者
Duo FRIEDEN(デュオ フリーデン):村上信晴(viola)村上理恵(piano&narration)
■制作
Producer:Eika Ko Kosaka
Engineer:加賀明弘、谷川憲一
■録音:2020年11月(セッション録音:音降りそそぐ武蔵ホール)
M1:2013年,M2:2011年,M7:2015年(セッション録音新デジタルマスタリング)
今回のCDを録音するきっかけとなったのは、2019年クリスマスに、演奏にお訪ねした教会の方からいただいた言葉です。
「病の中にいる人、困難を抱えている人が、安らかな気持ちで眠りにつける様なCDを探しています。お二人の演奏と、理恵さんの声でナレーション付きCDを作って貰えませんか」
デュオフリーデンとして演奏を始めて10年、決して平坦な道のりではありませんが、どのような時も、目に見えない方(かた)を見るようにして歩む信仰の中で、神様の愛、配慮を深く体験し、希望と平安を与えられてきました。
このCDを通して出会うお一人お一人に、共にいて下さる神様が、明日への希望を届けて下さいますように。
又、美しい新曲と、多くの素晴らしい編曲によって、アルバムに新しい命を与えて下さいました柳瀬佐和子さんに、心から感謝します。
(デュオフリーデン 村上信晴 理恵)
デュオフリーデン結成10周年おめでとうございます。村上信晴さんとの最初の出会いは32年前に遡ります。はにかみ屋で優しいヴィオラの演奏と闘病生活を戦いながら演奏を続けられた強さとしなやかさを持ち合わせる理恵さんのピアノ演奏。このお二人から奏でられる麗しい音楽はこれからも多くの方を励まし力づけられることでしょう。今後の活躍を心から期待し更なる神の祝福をお祈りいたします。
(ミクタムプロデューサー&ディレクター 高 叡華)
■Duo FRIEDEN(Viola村上信晴&Piano村上理恵)
村上 信晴/ヴィオラ Nobuharu Murakami/Viola
1972年、東京芸術大学卒業。73年、ハンガリーのリスト音楽院に留学。75年、ドイツ.ミュンヘン音楽大学に留学。三鬼日雄、服部豊子、V.タートライ、B.レンツ各氏にバイオリンを、ヴィオラをゲオルグ.シュミット教授に師事。80年~83年、アウグスブルク歌劇場オーケストラの団員。83年に帰国。東京シティフィルハーモニックオーケストラに入団。83年~2000年まで、ヴィオラトップ奏者を勤める。2000年~2007年 東京ヴィヴァルディ合奏団団員としても活動。現在は、88年結成以来のユーオーディア・アンサンブルの一員として、又ヴィオラのソリストとして国内外で演奏活動をしている。ユーオーディア・アカデミー講師。
村上 理恵/ピアノ&ナレーション Rie Murakami / Piano&Narration
国立音楽大学大学院修了。山本祐子、長峰和子、池澤幹男、高野耀子の諸氏に師事。スイス、シオンにてF.Wシュヌアー教授のマスターコース修了。ダン・タイ・ソン、レモ・レモリ、ワディム・サハロフの各氏にもソロ、室内楽を学ぶ。在京の数々のオーケストラとピアノ協奏曲を協演。室内楽ピアニストとしても多くの優れた音楽家と共演を重ね、特に1999年からの「ブラームスの室内楽シリーズ」は音楽誌上でも高く評価される。ユーオーディアメンバーとして各地のチャペルコンサートで演奏。尚美学園講師を経て、98年から聖徳大学講師として後進の指導にもあたっている。ユーオーディア・アカデミー講師。
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■コメント:デュオ フリーデン第4弾、結成10周年記念アルバム!
東京シティフィルハーモニック首席ヴィオラ奏者を務めた村上信晴、シュヌアー、サハロフらに師事、オーケストラや室内楽の共演でも高く評価されるピアニスト、村上理恵。夫妻によるデュオ フリーデン結成10周年を記念した彼らの4枚目のアルバム。クラシックの小品、アメイジンググレースや讃美歌の他に、You raise me upを取り上げるなど意欲的なプログラムで構成されている。最後は共に活動を続けるユーオーディアのメンバー柳瀬佐和子が二人のために書き下ろした曲『デュエット永遠に続く道』の全11曲。曲によって冒頭に村上理恵の聖書のみことばナレーションが入る構成となっている。M1,M2,M7は以前の3枚の録音からの再録(最新デジタルマスタリング)となる。この旧録音の使用ピアノがグロトリアンで、今回の使用ピアノはベヒシュタインとなる。やさしく寄り添うヴィオラとピアノ、語られることばが溶け合って、神様からの希望を紡ぎ出す。最後の曲の余韻が「永遠に続く道」を示しているよう。こんなにもやさしいアルバムがあっただろうか。